鳥取県神道青年会は，平成２９年をもって創立５０周年を迎えました。これを記念して，下記の事業を行ないました。

 ・創立５０周年事業開始報告祭

 ・創立５０周年記念式典

 ・日本酒製造事業

    御田植祭 抜穂祭 醸造始祭 完醸祭

 ・会章並びに記念事業シンボルマーク作成

 ・創立５０周年記念誌作成

 ・鳥取県神道青年会ホームページ・Facebook作成

 ・創立５０周年事業終了報告祭

醸造開始祭より約2か月たった平成30年3月23日、鳥取県東伯郡湯梨浜町の福羅酒造中庭にて「完醸祭」が斎行されました。

今までは悪天候に悩まされてきた「お酒作り事業」ですが、当日は快晴で、お酒が無事に完成した我々の晴れやかな思いが天に通じたようでした。生原酒を調整して瓶に詰めればいよいよ完成です。

鳥取県神道青年会としても初の試みであった「お酒作り事業」が完遂できる事を本当にうれしく思います。

お世話になった宮司さん方にお届けする日が楽しみです。

11月4日（土）鳥取県神道青年会創立50周年記念事業の一つ「お酒作り事業」関連事業、抜穂祭が斎行されました。台風が2回直撃していたので心配していましたが、大きく実り首を垂れている姿に会員も子供たちも喜びの声を上げていました。この日はあいにくの天気でありましたが、わずかに開いた晴れ間に刈り取り体験をしました。見たこともない「手刈り」に子供たちは興奮していました。刈り取りが終わってから鳥取市内に会場を移し、ボーリング大会を開催しました。今回も御田植祭と同様に多くの会員と会員子弟に参加いただき、多くの笑顔が飛び交う中、成功裏に終えました。

9月1８日（月）、鳥取県神道青年会は「飛翔～継承の翼～」と題して、創立50周年記念式典を挙行致しました。

式典には、鳥取縣神社廳池山副庁長、神道青年全国協議会佐野会長をはじめ、県内の先輩諸兄、神青協役員はじめ全国の単位会同志の皆様に多数ご列席いただきましたことを、心より御礼申し上げます。

また式典後には、記念講演として神道青年全国協議会前会長の長友安隆先生より『而立する青年神職～先進型鳥取神青の更なる進取の為に～」と題したご講演を賜りました。鳥取県は、全国で一番小さな県です。神道青年会会員も、そのほとんどが平素生計のために別の仕事をもちながら、休日を神明奉仕に捧げる兼業神職です。

この現状を、今後人口減少による集落消滅も懸念される昨今、否応なく兼業化が進むであろう斯界の先進事例として捉え、全国の同志のさきがけとなるようにという激励の言葉をいただき、会員一同決意を新たにしたところです。

祝賀会も盛大に行われ、夜が更けるまで皆様と語り合い、まことに実り多い、素晴らしい一日となりました。ありがとうございました。