鳥取県神道青年会 創立60周年記念事業

鳥取県神道青年会は,令和6年をもって創立60周年を迎えます。これを記念して,今後様々な事業を行う予定としております。

事業の様子は,このページにて随時更新していく予定です。

 

(主な予定事業) 

 ・創立60周年奉告祭

 ・創立60周年記念式典

 ・「神社と氏子をつなぐ」神話ポストカード制作事業

 ・「神社と青少年をつなぐ」勉強会

 ・「神社と青少年をつなぐ」地域探究事業(仮題)

 ・創立60周年記念品作成事業

 ・創立60周年記念誌作成

 ・創立60周年事業終了奉告祭


創立60周年記念式典

令和6年12月8日(日)、ANAクラウンプラザ米子にて、テーマ「つなぐ」を掲げ、鳥取県神道青年会創立60周年記念式典を執り行いました。

 

式典では、鳥取縣神社廳より米原廳長様、神道青年全国協議会より大鳥居会長をはじめ、多くの方にご臨席賜り、お祝いの言葉を頂きました。記念事業報告として、研修会や大山頂上における奉告祭、神様のポスター・ポストカード作成、高校生との取り組み等、これまで実施してきた事業について米原実行委員長が報告しました。

 

記念講演では、民俗学者の神崎宣武先生が『今の時代に神主は何ができるかを考える ~拡がる文化格差を見つめて~』と題した講話をなさいました。「うしろへつなぐ、ご先祖までつなぐ」という考え方や、神楽についての話を聞くことができました。

祝賀会は、大山頂上奉告祭の様子を写したムービー、清興である大山僧兵太鼓、第21代会長である金田祐季様の発声で始まりました。

 

たくさんの方々に支えられえていると感じた一日でした。テーマ「つなぐ」の通り、伝統・ご縁・つながり・経験値など、わたしたちは確かにつないでいく所存です。

 


創立60周年記念式典 予行演習

11月25日(月)、ANAクラウンプラザホテル米子にて、周年記念式典の予行演習を行いました。

16名の会員が参加し、短時間の中でポイントをしぼりながら式典の一連の流れや動きを確認していきました。

当会創立60周年記念式典は12月8日(日)に執り行います。「来て良かった」「鳥取神青にはこれからも頑張っていってほしい」と出席された方々に感じてもらえるような一日にしたいと思います。


60周年式典案内状 発送作業

令和6年9月7日(土)、倉吉市仲ノ町に鎮座する鎮霊神社にて、周年式典案内状の封入・発送作業を行いました。作業と並行して、希望者は県東部の郷土玩具「宮原の羽子板」の絵付けを体験する機会も持ちました。

作業後、神社清掃をし、その後、境内の一角をお借りしてバーベキューを実施しました。

13名の会員が参加しました。

数日前には島根県隠岐の島にて竹島領土平安祈願祭が執り行われる等、公私ともに多用の会員において、いろいろな情報交換・共有をすることができました。また、酷暑を労いながら、周年式典に向けてのモチベーション向上へつなげられたと感じる一日でした。


浦安の舞 研修会

令和6年8月4日(日)、倉吉市は上井コミュニティーセンターにて浦安の舞研修会を開催しました。講師として福田恭子宮司をお迎えし、当会からは7名が出席した他、会OBの方やそのご家族も参加してくださいました。

昭和天皇の御製の御詞を読み解くことから始まりました。そして、姿勢や歩き方を演習した後、扇舞を実演しながら学んでいきました。経験者の会員については、鈴舞にも取り組みました。

 

今後、男女関係なく神職が、地域の女児に浦安の舞を教えることも十分にあり得ます。60周年記念のキーワードでもある「つなぐ」の一歩を体現する研修会となりました。


鳥取県神道青年会60周年奉告祭

令和6年5月26日(日)、大山を登拝、山頂にて鳥取神青創立60周年奉告祭を執り行いました。当会の会員17名が参加しました。

天候に恵まれた当日、午前9時に大神山神社奥宮を参拝した後、小田圭介理事の指示のもと行者ルートをスタートしました。約3時間かけて登頂し、午後1時、祭典を斎行しました(斎主:蘆立信一朗会長、副斎主:門脇大輔副会長、祭員:鷲見晃弘理事、伶人:花田充監事)。会員の他、たくさんの登山客が見守る中で厳かにお納めすることができました。

無事に全員が下山、改めて大神山神社奥宮を参拝して、登拝・奉告祭の終了と、けがなく全行程を済ますことができたことに感謝の意を伝えました。

米原尊信周年事業委員長が話した通り、「登山・登拝を通じて、神職として新たな面を見出す」ことができたのではないでしょうか。

蘆立会長が奏上した「百年尓至留迄 十重二十重尓 記念乃年乎 迎閉左志米」の祝詞の文のように、当会の益々の発展のため、力を合わせていこうと感じた一日でした。

最後に、今回の事業に際し、登山ガイドとして生田様が帯同してくださりました。的確なアドバイスをはじめ、声かけや祭典用具運搬の補助など、大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。